介護施設で働く人達の意識変革が必要


技能実習生受け入れをプラスにするために

今朝の日経新聞に出ていましたが、技能実習生の受け入れを介護分野に拡大することが決まりそうです。今のところ、フィリピン、インドネシア、ベトナムからだけですが、期間を3年から5年に延長し、介護福祉士の資格を取ることを条件に、日本で働き続けることが可能になるとのことです。

介護福祉士の国家試験合格率は60%前後で、決して易しい試験ではありません。また、外国人にとっては、日本語の読み書きというハンディキャップもあります。介護施設で働く人達が、とても忙しい中でも、外国人実習生のトレーニングを重視するように意識を変革することが必要です。

今年の7月に技能実習性教育の現場を視察するためにベトナムに行ってきました。沢山の送り出し機関がありますが、日本語だけを教えているところ、日本語と基礎技能を教えているところ、日本語と日本での生活で注意すべきことを徹底的に教えているところなど様々でした。中には、人間以下の扱いをしていると思えるようなところもありました。

介護の技能実習生を受け入れようとするときには、責任者が現地に赴いて、送り出し機関の実態を把握することは必至です。

20161027